つまむ課題

作業課題

こちらのページで紹介するのは「つまむ」練習をするための作業課題です。

ねらい

◇目と手の協応運動

◇道具や指先を使ってモノを掴む

◇ものを目標に向けて動かす

◇左右の手で別の動きをする

アレンジ

つまむと一言で言っても、「指でつまむ」「トングでつまむ」「ピンセットでつまむ」「お箸でつまむ」など、使う道具によって難易度が変わります。個人的にはいま挙げた順番で徐々にスキル感が上がるイメージを持っています。

指でつまむ

ダブルクリップを使った微細教材

色のマッチング課題としても、ダブルクリップは親指と人差し指2本の指でクリップをつまむ課題です。力を込めないとクリップが開かないため、指先の運動として効果的です。

ヘアブラシとストローがシンデレラフィット!

ダイソーもヘアブラシは、柄の部分が取れるのもおすすめポイントです。指でつまんで開いているところにストローを刺していく課題です。手先が不器用な子にはブラシを土台に固定して倒れないようにするなど工夫してください。

カラータイルの色分け課題

同じ色のタイルを小分けタッパーに入れる課題です。細かなパーツをつまんで入れる微細運動の練習になります。ある程度タイルに厚みがあり、摘みやすいところがおすすめです。

カラーリングの仕分け課題

カラータイル同様、色によって仕分けをしていきます。フタの部分にカラーシールを貼ってあり、マッチングの課題にもなっているのと、同じ部屋に2個ずつ入れてという複数指示の練習にもなります。

ストローを差し込むこの課題

実は使っているのは、猫よけ!ストローを差し込むのにぴったりなんです

爪楊枝のプットイン課題

こちらは爪楊枝と調味料入れを使ったプットイン課題です。穴のサイズと楊枝がまさかのシンデレラフィット!今回は、爪楊枝の端に色を付けることで、色のマッチング•仕分けを兼ねた課題にしました。

竹串にビーズを差し込む課題

大きなものから徐々に細かなものにするのが微細教材を作る際のポイントです。写真では竹串を用いていますが、モールなどでも可

ピック刺し

お弁当用のピックを使った微細教材

指でつまんで、力を込めながらピックを刺す課題です。

トングでつまむ

トングは洗濯ばさみ同様バネがついているため、つまむというより「握る」に近い感覚で使うことができます。またドーナッツ屋さんなどごっこ遊びのおもちゃにも付いていることから、子どもにも親しみやすいかと思います。

ピンセットでつまむ

ピンセットは、トングに比べるとより微細な活動になります。

おすすめの教材は100円ショップに売っているお薬を仕分けるケースに、ふわふわボールをピンセットで入れる作業課題です。

お薬ケースにデコレーションボールがおよそ3個程度入ります。

またひとつずつパチっとハマるフタがついているのも使いやすいです。

お箸でつまむ

市販のおもちゃでも「マナー豆」などの商品があります。

また最初はエジソン箸からはじめたり、つまむ物もツルツルなプラスチック素材ではなく、フェルトやデコレーションボールのような掴みやすい物からチャレンジするのもおすすめです。

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