アンガーマネジメント

べんりな道具たち

直訳すると、「怒りの管理」という意味のアンガーマネジメント。

イライラした時に、誰かに向かって暴言を吐いたり、モノに当たったり、自分を傷つけてしまったり

ただそれは、これまで怒りのコントロール方法を学んでこなかった「未学習」であることが考えられます。大人でも、この怒りのコントロールができず、強い態度で我が子を威圧することでコントロールしたり、周りにイライラをまき散らしたりする人がいますよね

  今日は、アンガーマネジメントにおすすめな道具を紹介するよ 

 子どもだけじゃなく、大人にもいいかもね 

怒りのメカニズム

怒りのメカニズムは、よくライターに例えられます。

不安や不満などマイナスの感情がガスのように溜まっていき、ある出来事をきっかけに、着火して火がつくんです。また溜まったガスが多いほど、火は燃え続けるし、より大きな火になります。

また、そのある出来事は、大半が自分の理想や価値観を裏切られた時になります。たとえば、「待ち合わせの時は5分前には、待ち合わせ場所にいるべき」という価値観の人からすると、遅刻してくる人は許せないわけです。

つまり、「不安や不満を溜めないこと」と「〜すべきという強いこだわり」このどちらかを減らせれば、怒りは自然と小さくすることができます。

 アンガーマネジメントって、
 爆発した後の話かと思ってたや 

 そのための道具も紹介するけど 
 大事なのは怒りを生まない工夫だね 

怒るのって悪いこと?

物を壊したり、相手を怒鳴り散らしたり、自分のことを傷つけたりといった面だけをみると、

「怒り」=良くないこと、と捉えがちですが、怒りも自分にとっての大事な感情の一つです。「その人を知りたければ、その人が何に怒るのかを知りなさい」という言葉を聞いたことがありますが、怒りの裏にはその人の価値観やこだわりが隠れています。また、たとえばスポーツで負けた時に「あーくそっ!」って怒ったりしますよね?あれも最初から試合に勝てると思っていなければ、当然怒りの感情は生まれません。怒るということは、理想の自分があるからこそ生まれる感情なんです。

そのため、アンガーマネジメントで目指すのは「上手に怒ること」と「怒る必要のない時に怒らないこと」の2つを練習していきます。

アンガーマネジメントを身につけるメリット

1、自分の感情を大事にできるようになる

2、周りとのコミュニケーションが上手になる

3、ストレスが減る

4、自分と異なる価値観に寛容になる

おすすめグッズ

パンチングマシン

吸盤式で場所を選ばず設置ができるのがポイント、小さくコンパクトなので、収納にも困りません。

+αカオマル

スクイーズよりちょっと硬めの感触で握り潰すのにちょうどいいこちらのグッズ。握るとこのマッチョな顔が変顔のように変わって、思わずクスッとなるところがおすすめです。

愚痴の壺

ごめんなさい。これは使ったことはないですw

タオルや枕に向かって叫べばええやんと思ったりもするんですが、子どもウケは良さそうだなと思っての紹介です

イヤーマフ

これはどちらかというと、ストレスを溜めないためのアイテムですね。周りの音を遮断して自分だけに集中できます。

パーテーション

怒りの感情が出た時は、物理的に距離を置くというのも一つの手です。教室や部屋の中に、「カームダウン(怒りを鎮める)スペース」を作ることも有効です。

IKEA CIRKUSTALT スィルクステルト

パーテーションと同じ理由でおすすめなのがこちら

組み立て簡単でちょっとしたヒミツキチのような空間をつくれます。

こころかるた

こちらはお互いの価値観に気付けるゲーム。自分とは違う価値観を知ることで「〜すべき」を和らげることが期待できます。

短所を長所に変えたい焼き

誰かの短所もひっくり返せば、長所になるかも

見方や捉え方を変えるのも、アンガーマネジメントでは大事なスキルです。

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