このページでは読むことに難しさを感じている子に向けたべんりな道具たちを紹介していきます。
LDって知ってる?
たしか、学習障害ってやつだよね
その通り!LDは(learning Disability)のことで、知的な発達に遅れはないけど、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害のことです。
苦手なことによって
読字障害(ディスレクシア)
書字障害(ディスグラフィア)
算数障害(ディスカリキュリア)
と呼ばれることもあります。
決して本人の努力不足などではなく、人に比べて極端に苦手ということです。
正確には、ディスクレシアとは区別されていますが、「アーレン症候群」という障害があります。
YouTubeにその障害をもつ人の文字の見え方を再現した動画があるので紹介します。
どうでしょうか?
毎日がこんな状態だったらツラいですよね。本当のところは本人にしか分かりませんが、もしかしたらこのくらい読むことが大変でツラいのかも…と「想像力」を働かせることができれば、目の前の子への対応も変わってくるのではないでしょうか?
こちらのページでは、LDの中の「読字障害」の子のためのべんりな道具たちを紹介していきます。
リーディングルーラー
「魔法の定規」とも言われるこちら。私達がよく使う白い紙は、光の反射が強いため、目が疲れやすかったり文字が追いにくいことがあります。そんな時にこのリーディングルーラーを使うことで光の波長を抑えて読むことができます。
また、ガイドラインがついているためどこまで読んだか分からなくなるなどの読み飛ばし防止にも効果的です。
リーディングルーラーA4サイズ
こちらはページ全体を覆える大判タイプ。楽譜や図面などページ全体を俯瞰してみたい時に便利なようです。
カラーバールーペ
ぷっくり半円形で厚みのあるこの道具は、いま読んでいる箇所がまるで、マーカーを引いたかのように強調されるのと、2倍の大きさに拡大されるのが特徴です。
リーディングルーラーを手作りしてみた!という方もいます。クリアファイルとマスキングテープという身近な材料で作れるのは素敵なアイデアですね
いかがでしたか?
他にもこんな便利な道具もあるよ!という方がいたら是非コメントにて教えてください!
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