こちらのページで紹介するのは、感覚刺激系のグッズです。
えーと…感覚刺激ってなに?
触っていて気持ちいいものってあるよね?
それを与えられるグッズのことだね
落ち着かない原因は感覚刺激を求めてるから
よく椅子に座ってる時にガタガタ揺らす子がいるよね?
あれは、揺れる感覚を楽しんでいる「感覚探究」の一種なんです。
他にもたとえば…
・えんぴつを噛む
・貧乏ゆすり
・爪を噛む
・手を叩く
・ボールペンをカチカチする
・本を噛んでしまう
などの行動も、もしかしたら、感覚を楽しんでいるのかもしれません。
ただ、大きな音を出すなど
周りの迷惑になってしまうこともあるんだ
たしかに、
貧乏ゆすりする人が隣にいると
気になっちゃうかな
そこで、別の行動に置き換えることが大事になってきます
そのための感覚刺激グッズというわけです。
えんぴつを噛んでしまう子に
チューイー・チューブ
えんぴつを噛む要因として考えられるのは、口の中や歯に刺激を入れたいということが考えられます。そのため、それを満たせる別の行動に置き換える「代替行動」が必要です。
ペンダントのようなカタチで首から下げて持ち歩く使い方もできます。
ゴムQ Qキャップ
えんぴつを噛みたければ、噛んでもいい環境を作ってあげるという逆の発想のグッズがこちら。鉛筆に取り付けるシリコンタイプのキャップになります。
これらの他に、口の中に感覚を入れる方法として、ガムやスルメなど噛み応えのある食品なども一つの手です。また100円ショップにも、いろいろな感覚グッズとして使えるものがあります。
ただ、その際に気をつけて欲しいのは、「誤飲の可能性がないか」「噛み切れない硬さや弾力があるか」です。そういった意味で、噛み癖のある子に、スクイーズやスポンジ素材などは適していません。
体を揺らすのが好きな子
バランスディスク
乗ってよし、足裏を刺激するもよし、お尻に敷くもよし
感覚刺激を入れたい子にとって、このイボイボが気持ちがいいようです。
バランスボール
椅子をガタガタ揺らしてしまう、離席が目立つといった子には、バランスボールがおすすめ。集中が切れてきたタイミングで上下に揺れるなどして、覚醒タイムを意図的に作ってあげましょう
トランポリン
こちらも衝動性強めな子におすすめのグッズ。
ボクが高校時代に留学したホームステイ先に、自閉症の子がいたんですが、彼はトランポリンで跳ねながらダンボのビデオを見るのが大好きでした。
手先に刺激を入れたい子
ルービックキューブ
手いじりが多い子向け。指先に刺激を入れることで脳が覚醒します
ハンドスピナー
中に入ったベアリングによって、心地よい音と共に気持ちよく回転します。なにか動くものを見るのが好きな自閉症の子は、結構ハマる子が多いです。
ポップチューブ
伸ばしたり縮めたりして遊ぶチューブ上のおもちゃ。
伸ばす時に小気味よい音が鳴るので、その音が好きな子も
クーシュボール
ゴム製のヒモ?のようなものがたくさんついたボール。投げて当たっても痛くないので、手の中で触ったり天井に向けて投げてキャッチしたり、手軽に手のひらに刺激を入れることができるアイテムです。
フィジェットキューブ
ゲームのコントローラーのようなボタンやスティックがたくさんついたおもちゃ。ポケットに忍ばせ、授業中に触っていてもさほど目立たないのがポイント
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